「マーケットリーディングメディア」の成功事例のインタビュー
(左:弊社代表取締役 古川湧一、右:ワールドジャパン株式会社代表取締役 大畑慶高様)
「マーケットリーディングメディア」導入事例インタビュー【ワールドジャパン株式会社 様】
業務用エステ機器の製造・販売を手掛けるワールドジャパン株式会社(東京都渋谷区)。
弊社が提供する「マーケットリーディングメディア」を導入し、導入後12か月にして商談件数が月10件純増という結果を実現しました。
今回は、その成功の秘訣について、ワールドジャパン株式会社代表取締役の大畑慶高様にインタビューを行います。
Q:御社の事業内容を教えてください。
大畑様:
当社(ワールドジャパン株式会社:https://esthekiki.com/)は、業務用のエステ機器の製造・販売を行っております。当社のお客様は全国のエステサロンや美容院様です。
1台で10機能を搭載した多機能型複合機「セルライトゼロ2」(販売価格260万円)を中心に、高い製品性能、ニーズに応じた製品カスタマイズ、各種サポートサービスの提供を行い、サロン様の規模を問わず高い評価を得て、ロングヒット商品を数多く提供してきました。
日頃は、エステサロン運営の役に立つセミナーや勉強会を実施したり、ビューティーワールドジャパン(注:東京ビッグサイトで開催される国内最大の展示会)などの展示会や見本市に出展することで、当社の製品の良さについてお客様に知っていただくよう努力しております。
(東京ビッグサイトで行われる国内最大の展示会『ビューティーワードジャパン』にも毎年出展。)
Q:「マーケットリーディングメディア」導入前の課題を教えてください。
大畑様:
当社の製品は間違いなく良いものだという自負はあったものの、ターゲットとなるお客様に適切にアプローチしきれていないという課題は抱えていました。
業務用エステマシンという製品は、製品を説明するための情報量が多く、どうしても販促資料やホームページ上だけで良さを伝え切るのに難しさがあります。しっかりと時間をとった商談の場でお話すればお客様に当社製品の良さを理解していただけるものの、お客様も限られた時間の中で、面談での商談の場の機会をもっとたくさん作れたらもっとたくさんのお客様に当社の製品を使っていただけるのにと常々考えていました。
また、GoogleやYahoo!などのいわゆるWEB広告の金額相場が以前より高騰していたことにも困っていました。検索エンジンで業務用エステ機器について検索をされる、いわゆる顕在層のお客様と接点を持つことは非常に重要ですが、広告費用の相場高騰に伴って年々難しくなってきていた状況でした。
Q:マーケットリーディングメディアの導入はどのようにして決めましたか?
大畑様:
何か効率の良い製品PRの方法はないかと考えていた時に、マイムさんから案内メールを貰ったことがきっかけで、お話をさせていただきました。はじめて説明を聞いたとき、弊社の業界のようにニッチな業界では比較メディアを構築してPRするというアプローチ手法は、たしかに合理的なアプローチだと思いました。
というのも実は、マーケットリーディングメディアの説明を聞く少し前にも、私自身がWEBメディアから発注先を探したことがありました。プロテインの生産工場を探す(注:ワールドジャパン株式会社はプロテインのオリジナルブランド事業を展開する。)際に、検索エンジンで条件に合いそうな工場を検索し、WEBメディアを見て連絡をしたのです。
このように、これから先はますますインターネット検索がきっかけでビジネスの接点が生まれ、新しいお客様と取引が拡大していくケースが大半になるのではないかと考えたんです。
一方で、マーケットリーディングメディアに対して不安だった点もあります。それは、本当に費用対効果に合った成果が出るのかという点です。
すでに運営実績のあるポータルサイトや展示会であれば、PR効果の程度は見込んだ上である程度不安なく取り組むことができますよね。ですが、今からメディアを構築していくのだという話を聞いて、「本当にそんなに上手くいくのかな」と不安を覚えました。
しかし、業務用エステ機器業界に特化した比較サイトでまだ前例がないからこそ大きくチャンスがあるという風にも考え、「もしこの取り組みがうまくいったらリターンも大きいのではないか」と前向きに考えました。マイムさんがすでに別ジャンルでの成功した事例やノウハウを持った状態で提案をしてくださっているという状況も踏まえて、成功への期待度もそれなりに高いのでは、と思えたこともあと押しとなりました。
さらには、1業種1スポンサー企業までという先行者優位のコンセプトを聞き、「これから将来的に出てくる後発の競合企業に対しても、参入障壁を作ることができるのではないか」と感じて、契約することを決めました。
Q:導入後、業績への影響はどうでしたか?
大畑様:
結論、期待を大きく上回って良い成果が出ていて、大変満足しております。馬場さん(マイム担当者)にはとても感謝しています。あのときマーケットリーディングメディアの導入を決めていて良かったです。
製品に関する問い合わせは増え、導入後6か月時点でマーケットリーディングメディア経由の商談件数は月7件、導入後1年で商談件数は月10件ほどになりました。商談獲得のためのPRコストとして考えると、他のアプローチ方法と比較して圧倒的にリーズナブルな状態です。
(上図:取り組み開始1年間の商談件数の推移)
また、メディアで弊社の製品を知った上で問い合わせをしていただいているお客様なので、商談開始時からお客様の理解度も高いホットな状態で商談させていただけており、商談の成約率は高い傾向にあります。営業部内でも、マーケットリーディングメディア経由で問い合わせをくださったお客様は製品の購入案内がしやすいと話しになっていますね。
Q:マーケットリーディングメディアの良さを教えてください。
大畑様:
徹底的に私たちと同じ目線に立って仕事をしてくれるところに信頼を感じています。クライアントの私たちが損をするような取り組みや提案を絶対にしない、という所を信頼しています。
業務用エステ機器のメディアが軌道に乗った後、私たちが、美容液の市場(注:ワールドジャパンの関連会社が美容液のオリジナルブランド事業も展開する。)でもマーケットリーディングメディアを作れないかと相談した時に、「それは無駄な投資になる可能性が高いので止めましょう」とマイムさんに依頼を断られました。
美容液のメディアでも結果を出して欲しいという気持ちもありましたが、一方で、失敗しそうな時に正直に伝えてもらえるのは非常にありがたいことです。
それから、マーケットリーディングメディアの範囲外のことなのかもしれませんが、定例会議の中で、自社ホームページのSEO対策の相談にも快く乗っていただき、とても助かっています。
業務用エステ機器のメディアがうまくいったため、今期は新たにプロテインのメディアも立ち上げていただく予定なので、これからも一緒にお仕事でご一緒させていただきたいと考えています。
Q:最後に、マーケットリーディングメディア導入を検討している方へのメッセージをお願いします。
大畑様:
マーケットリーディングメディアは、どんな製品でも弊社のように相性良くうまくいくとは限らず、商品によって向き不向きのあるPR手法だとも思いますので、よく話を聞いてみるといいと思います。
とはいえ、弊社はさまざまな製品宣伝の取り組みを試してきましたが、これまでマーケットリーディングメディアほど費用対効果の良い施策はなかったので、おすすめだと思います。
大畑様、お忙しい中取材のご協力ありがとうございました。